「内容と結果が両立できたことに満足している。」(野洲・山本監督) 第84回全国高校サッカー選手権大会は9日、決勝戦が行われ、滋賀県代表の野洲高校が延長戦の末に昨年覇者の鹿児島実業を2−1で破り、初優勝を飾りました。 「柔の野洲」対「剛の鹿実」となった決勝戦は、2002年ワールドカップ決勝のブラジル対ドイツを想起させるものでした。 PK戦チラつく延長後半7分、野洲高校は、持ち前のパスワークからスーパーサブの瀧川が準決勝に続くゴールを決め、これが決勝点となりました。 ヒールパスを絡ませた流れるようなパスワークからのゴールは、高校サッカー選手権決勝史上に残る美しいゴールでした。 「セクシー・フットボール」「クリエイティブサッカー」と言われた野洲のサッカーが結実した瞬間でした。 冒頭の言葉は野洲高校・山本監督の優勝インタビューの一節です。 山本監督は、「個人技を重視し、ミスを恐れない攻撃サッカー」を貫いてきました。 そして、それを「セクシー・フットボール」と形容し、常々、「野洲のサッカーをまた見たいと言われるような試合をしたい」、「高校サッカーに革命を起こす」と言ってきました。 実際、強豪・鹿児島実業を相手にした決勝戦でも、気後れすることなく、ワクワクするような攻撃サッカーを見せてくれました。見ていてホントに楽しい試合でした。 市船黄金時代の「負けないサッカー」もよかったですが、やはり「勝てる攻撃サッカー」がサッカーの理想形だと思います。 一発勝負の高校サッカーでは、攻撃サッカーで勝つということは難しいとされてきましたが、山本監督は、見事にそれを実現し、高校サッカー界に新たな一石を投じました。 まさに有言実行です。 なお、野洲高校は、決勝点につながったヒールパスや、ノールックパス、ループパスといった華麗なプレーに注目が集まりがちですが、トラップ、体の使い方などの基本技術や、戦術眼・視野の広さ、オフ・ザ・ボールの動き、精神面のタフさといったものも非常に高いレベルにありました。 基本技術や戦術眼などがしっかりしていたからこそ、華麗なプレーを結果につなげることができたのだと思います。 あそこまで選手を鍛え上げ、素晴らしいチームを作り上げた山本監督に( ̄^ ̄ゞ ケイレイ!! 今大会は平山のような目玉選手がいなかったため、比較的注目度の低い大会であった気がします。しかしながら、野洲高校は、高校サッカーに革命を起したチームとして、永く高校サッカー史上に名を残すでしょう。
|
| << 前記事(2006/01/09) | トップへ | 後記事(2006/01/12)>> |
| タイトル (本文) | ブログ名/日時 |
|---|
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
|---|
| << 前記事(2006/01/09) | トップへ | 後記事(2006/01/12)>> |